【実体験】都立国立・立川・八王子東・国分寺高校とは
中学生の皆さん。
学校説明会が、コロナウイルスの影響で軒並み中止になってしまい、志望校の検討にお困りではないでしょうか?
そこで、このブログでは、多摩地域の都立自校作成校である国立、八王子東、立川、国分寺高校の特色がわかります。
実は私は、この4校のうちの一校の元在校生なので、中学生だった時に学校見学に行った経験があります。そこで学校に行かないとわからない、オンラインの写真や動画ではわからない生徒の雰囲気について紹介します。
目次
- 都立八王子東高校の概要
- 学校見学の様子
- 八王子東高校にまつわる話
- 都立立川高校の概要
- 学校見学の様子
- 立川高校にまつわる話
- 国分寺高校の概要
- 国分寺高校にまつわる話
- 都立國立高校の概要
- 國立高校学校見学に行った時の様子
- 國立高校にまつわる話
都立八王子東高校の概要
・予備校・塾に頼らない現役合格者数多数
・理数研究校で理系に力を入れている
学校見学の様子
①小教室に10人くらい集まってどんな学校なのかの説明を受けました。すごくエアコンが聞いていて涼しかったです。
②学校見学開始!
ⅰ文化祭の準備をしていました。国立高校とは違い、廊下を埋め尽くすほど機材が埋まってはいませんでした。
その代わり、校舎の中にちらほら存在する学習机に受験生が一生懸命勉強している姿がありました。少し廊下が暗かったです。
ⅱこの学校の特徴が職員室です。職員室のドアがなく、先生に質問しやすい環境が作られています。これも進学実績が良好な理由といえそうといえそうです。
ⅲ先生が下駄箱までついてきてくださいました。すごい親切な方でした。
八王子東高校にまつわる話
①制服が茶色い
東京都の進学指導重点校では制服ではなく私服の学校が多いです。しかし八王子東高校は違います。茶色い制服があります。数年前にリニューアルされましたが、あまり変わっていません。というのも基本が昭和のころから同じで、巷ではチャバネ呼ばれます。
②予備校いらずの進学校!
進学指導重点校であるだけでなく、理数研究校でもあります。
長期休みには講習も行われ、他校では珍しい秋期講習、直前講習まで行われ、手厚いサポートがなされています。
センター試験のフル型(5・6教科7科目)の受験者は7割後半を維持しています。
③しらかしとひがし
俗称は”はちひが”や”ひがし”と呼ばれます。文化祭は自分の高校の名前ではなく”白樫祭”です。
都立立川高校の概要
・都立高校の中で二番目に歴史の長い学校←昔は府立二中と呼ばれており、校歌は
土井晩翠監修のもとで作られました。
・立川駅から近い←立川駅周辺の高校は、都立であれば昭和高校、立川国際中等教育学校、私立であれば立川女子高校などがありますが、立川高校は徒歩10分程度なのでとても近いです。そのため立川駅周辺で文化祭の機材の調達ができ、便利です。
・SSH(スーパーサイエンスハイスクール)、進学指導重点校。
以上の三つが特色としてあげられます。
学校見学の様子
・都立なのに食堂がある?
一回に多目的ホールという名前の食堂があるので、涼しいクーラーの下で説明会が行われます。
しかし、食堂は基本的に定時制給食のためのものなので、全日制の生徒は昼食時に利用ができません。
・髪を染めている人が多い印象でした
これは八王子東高校と比べて一目瞭然でした。
もっとも制服もなく、校則も都立でトップクラスに緩いので、髪を何色に染めていようとおとがめなしです。
・在校生との交流スペースがある
夏季説明会の期間限定で、入試相談や学校について一対一または、親御さん含めた一対二で話すことができます。
立川高校にまつわる話
①SSHは水泳に力を入れているから?
というのも、SSHは本来ならスーパーサイエンスハイスクールの略称ですが、立川高校は臨海教室等で水泳に力を入れているため、スーパースイミングハイスクールといういわれます。
②部活動が5時までである。
立川高校は全日制と定時制の二つがあります。定時制は夕方から夜にかけて行われるため、全日制の生徒は原則校舎に残れません。(授業の質問などは残れる場合があります。)このため、部活動は午後5時までとなっています。
③土足制である。
高校で土足制は珍しいです。ピンヒールなど床の傷つく靴を履いてはいけませんが、これが唯一の校則です。生徒の自主自立を重んじているために、制服もなく、私服で登校が可能です。体育着も指定のものがないため、一年生などは中学生の頃のジャージを着ている人もいます。もちろん、染髪やネイル、アルバイトもオーケーですが、良識の範囲内で、あくまでも学業優先です。
④紫芳会という強力な存在
立川高校には紫芳会という同窓会組織があります。
歴史ある伝統校のため、卒業生の中には著名な方々がいらっしゃいます。
都立高校としてはめづらしく、立高グッズとしてペンやクリアファイルが売られています。
国分寺高校の概要
・単位制高校←都立で単位制の高校はほかに都立新宿高校などがあります。
・進学指導特別推進校で毎年、国公立大学や難関私大への現役合格者多数
国分寺高校にまつわる話
①国分寺高校はぶんじど呼ばれる。
ちなみに近隣の進学指導重点校の略称は
都立国立高校→くにこう
都立立川高校→たちこう
都立八王子東高校→ひがし
②サッカー部が強い
都立立川高校と同じく、下校時間が早いです。このため部活動も6時までには終了します。
③登校が大変
国立駅から高校までは約20分かかります。
バスも使用します。
高校生にとってはあこがれの自転車通学に関してですが、通学路は急こう配の坂になっているため良い運動になります。
④夕焼けがきれい
高台のため見晴らしがよいです
都立國立高校の概要
概要:進学指導重点校の中でも御三家に入る。東大、一橋の合格者が多い。
国高祭は有名で1万人くらいの人が来る。
三年間クラス替えなし。
國立高校学校見学に行った時の様子
流れ
①校則が上履きを履くことだけだというので、上履きを持参し校舎に入ります。
②パンフレットと入試問題を一人一部ずつ取ります
③大会議室のような教室に通されます。会場内は、大人数(さすが人気校!)
④教師による学校紹介(ホームページに載ってあるもの)から始まり、入試問題の対策まで紹介して下さいました。
⑤生徒代表(男女2人)による、学校紹介でした。
内容としては文化祭に力を入れていること。勉強もぬかりなく行っていること。。などでした。
スマホが持ち込み可能な学校なので、生徒の人は原稿としてスマホを見ていました。
⑥校舎見学
ⅰ校舎はお世辞にもピカピカではないです。
ⅱ当時は夏休みであったため、文化祭の準備に追われる生徒たち。
木材、絵具などが散らばり、廊下も少し通りづらかったです。
しかし、生徒たちの熱意が伝わってきました。
ⅲ体操部の見学をして、終了しました。
國立高校にまつわる話
①文化祭の予算が驚くべき値段
文化祭に力を入れているため、クラスの予算が10万を超えるといいます。
それだけにクオリティーがすごく高いです。
②文化祭の演劇は人気過ぎて早朝から並ぶ必要あり?!
三年生の文化祭の演劇は毎年人気であるため、文化祭開始直後からチケットを取らなけばなりません。
しかし、中学生同士で行けば優遇してもらえることもあります。
実際、私は友達4人で中学生時代に行ったのですが、中学生は一般向けのチケットの並ぶ列とは違う列に通され、チケットをゲットできました。
③進路実現は4年計画
文化祭に熱中しすぎるあまり、進路は4年計画が立てられているという噂があります。
というのも、文化祭成功のために受験の天王山である夏休みを費やすことが前提となっており、勉強時間確保が難しく浪人率が高いです。
しかし、もちろんそれは全員ではないので難関大学には毎年、都立でトップクラスを誇る現役合格を出している。
④クラスみんなでディズニー?
3年間同じクラスのため、クラスメイトとの仲がすごく深まります。
実際に、卒業近くなると公民館をとってお泊り会をしたクラスがあるといいます。
もちろん、ディズニーに出かけているクラスもあります。
⑤こくりつ高校?くにたち高校?
都立国立高校は、この表記では東京都立なのか、こくりつなのかわかりません。
このため部活のジャージには國立と書かれます。