【大学受験】私立に合格して国公立後期のやる気が出ない人に知ってほしいこと。
3月になりました。
国公立前期試験が終わり、
結果を心待ちにしている方も多いと思います。
その中で前期試験がうまくいかなかった・・・
そう悩んで苦しんでいる、
しかし、同時に私立の併願校、もしくは挑戦校の合格が決まり、
浪人は回避したから後期まで勉強する意味を見出せない
そういった方もいると思います。
この記事では
私立の合格をゲットし浪人回避はしたけれど、国公立後期が残っている方に向けて、
後期試験を受ける意味紹介します。
浪人回避の併願校合格でやる気が出ない理由
例えば、東京一工のどれかを目指していたが、早慶の上位学部に合格した。
この方の場合、後期試験で受けられる多くの国公立のレベルが
東京一工>早慶上位学部>後期国公立
となり、
後期国公立はレベルの観点からすると、
早慶受かったのだから妥協してしまおう
という気持ちが生じます。
※もちろん、早慶と国公立では
科目数が国公立の方が多く、記述問題も多いため
単純な比較はできませんが、
早慶と国公立W合格した際の進学率、辞退率を見れば学生がどういった選択肢をしているのかがわかります。
後期試験は倍率が低く合格率が高い
後期試験、志願倍率が数十倍のところもあり、
しかも共通テストの足きりがありで
そもそも受かる可能性0だと思ってはいませんか?
結論から申し上げますと
志願倍率は最終的には全体の2割~3割程度まで下がります。
足切りは東京一工の後期試験のある学部以外だったら基本通ります。
なぜなら
志願倍率に関しては、
・前期合格者が辞退する
・好機を志願したもののうち私大合格者がかなり辞退する
からです。
後期試験の教室は想定の3分の1程度しか人がおらず、
空席が目立ちます。
また、
足切りに関しても
前期試験の足切りのように乱高下することはないので
例年のボーダーを超えていれば基本通ります。
ここまで来て後期試験を受ける意味とは
狙っていた私立に合格したのだから後期試験を受ける意味はない、
私も受かった当初はそう思っていました。
それに、前期はどうせ落ちているし、
という少し投げやりな気持ちもありました。
しかし、
国公立に合格するということは5教科をしっかり勉強していたことの証。
これまで一年間、いや何年間も苦しい勉強に耐えてきたからには何か欲しい。
たしかに、早慶の合格でも十分頑張った証拠になるかもしれませんが、
あくまで早慶は私立。
国公立を目指し、多くの科目の勉強、記述対策を頑張ってきた証にはなりません。
もし後期試験に受かれば、たとえ進学しなくとも、
心残りはないはずです。
最後までやり抜き、自分が頑張ってきた証を、
合格、という二文字をとりに行く
これが後期試験を受ける意味だと思います。