【2021】進学指導重点校推薦入試の実態~不合格体験記~
都立高校に合格したいと考えているみなさん。
都立高校の入試には、一般入試だけでなく推薦入試もあります。
しかし、推薦入試は謎に包まれています。
というのも、面接や小論文どのような対策をすればよいのか、塾でもいまいち教えてくれないからです。
実は私は進学指導重点校のうちの一校を推薦入試で不合格となり悔しい思いをしました。(一般では合格しています。)
しかし、周りには合格した人もいます。
そこで、なぜ合格したのかを受験生目線で紹介していきます。
推薦入試とは
1月後半に行われる都立入試。
小論文・内申点・面接(個人)・集団討論という形態に分かれます。
このため、二日間にわたって行われます。
もちろん配点や入試形態は各学校で異なることがあります。
合格するにはまずは内申点
まず、どの都立高校でも内申点が必要になります。
専門科目(音楽・体育・家庭科・技術・美術)は配点が高くなるので注意です。
都立自校作成校を狙う場合、オール5が基本となります。
というのも、都立自校作成校を受ける受験生はそもそも学校での定期テストは満点近い生徒が多く、ここではあまり差がつきません。
実際私も、某都立自校作成校を受験したのですが、オール5でした。
ちなみに注意してほしいのは
内申点は平等ではない。
ということです。
つまり、公立中学校のなかで、
生徒が難関校を狙う生徒が多いところは内申点をかせぐのが難しくなり、
一方で、人数が少なく難関校を狙う生徒が少ないところでは内申点をかせぐのは簡単になるということです。
このため、同じオール5でも質が違います。
オール5をとったからといって安心してはいけません。(私はここで安心し失敗しました)
オール5はあくまでもスタート地点なのです。
オール5でなくとも合格している生徒とは
・秀でているものがある
例)関東や全国大会出場←ここまでくればアピールポイントに使えます。
・話がうまい
ここでの話がうまいというのは、内容ももちろんですが、堂々と話せているかがポイントになっていると思います。
・帰国子女または英語がペラペラ
都立自校作成校は合格から3年後の難関大学合格を目指しています。
難関大学合格には英語が必須です。
このため、帰国子女枠とは別に推薦入試でも英語が話せる人は合格している人が多かったです。
・生徒会会長←これは、合格している人の中でかなり多かったです。庶務や書記ではなく、会長というのがみそです。
不合格の理由
並みの受験生である
私は、自分がこのタイプだと思っています。
部活動では全国大会出場しているわけでもなく、内申点が良いだけでした。
地元の中学校の中では珍しい方でした。
しかし、こんな生徒は都立自校作成校に入るとたくさんいます。
また、ピアノが弾けるということで同じく地元の中学校では合唱祭などで伴奏をさせてもらいました。
しかし、こんな生徒は都立自校作成校に入るとたくさんいます。
二人に一人はピアノが弾けるという驚くべき実態です。(私の在籍したクラス)
なので、本気で都立自校作成校の推薦入試を目指すならば覚悟が必要です。